18/5/8 正念寺 茨城県常陸太田市久米。

本堂で、阿弥陀仏さまに向かい、正信念仏偈と念仏浄土和讃を読誦する。
坊守さんのピアノ伴奏で真宗宗歌などをうたう。
庫裏で、住職さまのお話をきく。以下のようなはなしだった。と、思う。
■輪廻・六道・有頂天の話。
仏教では、輪廻は苦。
仏教の目的は、輪廻から解脱すること。
輪廻するものは魂ではない。
輪廻とは、認識という働きがかわること。
輪廻は、2つある。
ひとつは、人が亡くなっても、生前の行為により形をかえて存続するかたち。
もう一つは、心の状態が変化すること。
他のいのちに対して、やさしいときもあり、けんかしてしまうときもある。
輪廻は、亡くなった後に犬とか猫に生まれ変わることではない。
輪廻とは、認識という働きが変わるとこと。
仏教では、変わるものを6種類・六道に分類する。
天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄。
他人に対し憤りは、心は修羅の世界。
水が飲みたくて我慢できないときは、心は餓鬼の世界。
六道を輪廻することは、心が変化すること。
天上は、人間より上にある。
迷いの一つだから、神か仙人になるのかもしれない。
仏教では、存在しているものすべてを有という。
存在しているものの最高位を有頂天という。
しかし、天上は悟りの世界ではない。
六道の一つであり、輪廻するものである。
極楽浄土とは、天上を超越した世界である。
■お盆。
お盆は8月15日を中心にして行われる。
東京では、7月15日前後がお盆の期間。
浄土真宗では歓喜会(かんぎえ)ともいう。
身も心もよろこぶ、大変なよろこびを歓喜という。
お盆の由来は、お釈迦様の説いた盂蘭盆経(うらぼんきょう)。
お盆は、自身が仏法を聴き、浄土へ生まれる真実の教えに目覚めていくこと。
阿弥陀仏の本願を信じて、念仏申す心になったとき、大きな喜びがでる。
■目連尊者(もくれんそんじゃ)のはなし。
お釈迦様の弟子目連尊者が、亡き母を餓鬼道から救い出すはなし。
目連尊者は修行を重ね神通力を得た。
亡き母を思いだし神通力で母に会いに行った。
優しかった母は、焦熱地獄にいた。
母は水を目連尊者に頼んだ。
運んだ水は熱さで沸騰した。
なぜ、優しかった母が地獄なのか。
母は目連を大変かわいがった。
夏、母に通りかがった人が水を頼んだ。
母は「水は目連の水」とことわった。
目連を思うあまり母は、施しをしない悪業をおこなった。
母は亡くなった後、地獄にいくことになった。
目連尊者はお釈迦様をたずねた。
お釈迦様は、過去を取り返すことはできない。
母のできなかったことを行うことはできる。
7月15日は雨期があがる。
僧侶は、夏の修行に一段落つく。
人も町に出てくる。
人に母の出来なかったことをするがよいと説かれた。
7月15日、目連尊者は多くの食べものを用意した。
人々に食べてもらおうとした。
食べものには多くの人々が集まった。
その後、目連尊者は再び母の様子をみた。
母は、白い雲に包まれ空に登っていくところだった。
■安居 あんご
雨期には草木が生え繁り、昆虫、蛇などの数多くの小動物が活動する。
安居とは、外での修行をやめ、小動物に無用な殺生をしないこと。